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help リーダーに追加 RSS 454、築地散歩、大和へ

<<   作成日時 : 2008/12/02 12:18   >>

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築地散歩、まずは、すしの大和へ。

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師走、例年母の命日の墓参を済ませると、足は築地に向かう。実家の寺が飯倉坂上なので、東京タワーを振り返りながら坂を下り、神谷町からメトロに乗って年末の買い物がてら築地に行くことが多いのだ。場外で黒豆やら昆布、貝柱の類を買い求めるのだが、ついでの楽しみが大和の寿司だ。考えてみると、お彼岸や命日など墓参りに事寄せて、年に何度か、大和で精進落としをしている。お昼前後に築地に着き、先ずは腹ごしらいと、大和に直行するのだ。以前一度寿司文に行ったこともあるが殆どは大和だ。最低でも30分待ち、下手をすれば一時間はゆうに待つのに、この大和に行く。
大和、カウンターのみの細長い店で、内部は左右に分かれており、二店舗の様相だ。それぞれ椅子は10席づつで、左のエリアには大将、右には若大将が立ち、それぞれ二人の板さんと寿司を握る。奥に簡易の調理場があり、お茶を入れ、味噌汁を出してくれる。ビールや酒もここから出る。勿論燗酒も出来る。客は殆どが、おまかせ、を注文する。タイミングよく飲み物が出て、待つほどもなく寿司が出る。二つ三つ頬張るほどに、熱々の味噌汁が来る。そんな感じに小気味よくコースは進み、玉が出て、巻物が出る。それで終わりだ。満腹の極みとなる。
この日、私は外人の二人連れと隣り合わせた。若い美人が隣で、なれない手つきで箸を持っている。小声で、ビヤンと言ったように聞こえた。フランスの人かと耳を傾け、ビールを口にする。ゆっくりと味わうようにすしを口に運び、お茶を口にする。板さんがちらちら彼女を見ている。美人はいいね、仲居さんと話している。そんなに見つめると食べにくいよ、仲居さんが笑って言う。雲丹を食べ、巻物を口に運ぶ。パリでは鮪が高いという。築地の大和を調べて、来たもののようだ。彼氏が東京ガイドをカウンターの脇においている。見ると、燗酒を頼んだらしく、ちびりちびりと、お銚子を口にしている。
鮪、烏賊、海老、雲丹、穴子、玉、巻物と立て続けに食べ、サッポロを一本平らげた。コハダとミル貝を追加で頼み撃沈、満腹で店を出た。師走にしては、暖かい昼下がりで、店の前にはまだ待ち人はざっと30人、お先に、と大和を後に場外を目指した。

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