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help リーダーに追加 RSS 480、池上散歩、初春風景

<<   作成日時 : 2009/01/08 14:36   >>

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大井町に用事が出来、済ませたあと、蒲田から池上に寄ろうとJRに飛び乗る。大井町の次は大森、そして蒲田だ。大森駅の駅頭に日本考古学発祥の地とあった。大森貝塚か、と懐かしく思った。

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大井町と二子玉川の間を急行が走るようになり、ものの15分も乗ると到着する。予定より早く用事が済み、それならばと池上を思い浮かべた訳で、でも不信心の私のこと、謂わば序での本門寺だ。去年、梅の時期に梅園に来てこれが二度目の参拝になる。松の内とはいえ今日は7日、参拝客も数えるほどで、商店街にはお休みの店も多いようだった。蕎麦屋や喫茶店に混ざって、葛餅やら煎餅など土産物を商う店があり、やがて見慣れた橋の欄干が見えると、正面に本門寺の総門が現れる。総門には紅白の幕が張られて、賀正と書かれた赤い看板が架かっている。破魔矢を手にした参拝客が総門を出て、左手に曲がってゆく。幾つかの寺院が並び、その先には池上梅園がある方向のはずだ。私はまずはお参りと、真っ直ぐに総門に向かい、50段ほど続く石段に進んだ。
境内にあがる。本殿をはじめ境内には紅白の幕が張られ、或いは紫紺の幕が軒先から下がっている。三が日などはおそらく沢山の人出だったのだろう、人出を当て込んだように露天が並んでいる。さすが7日の今日は商いは休みで、屋台はロープで縛られ、たこ焼き、やきそば、など旗ばかりが風に靡いている。本殿に進み、手を合わせる。本殿脇にはお守りやお札を扱う建物があり、破魔矢やお札を求める参拝客が何人も集まっている。ご祈祷は終りだって、老婦人がご主人に話している。なるほど、傍に立て札が立ち、本日のご祈祷の受付は終わりました、と墨書されていた。
私は重要文化財と書かれた案内に沿って五重塔の方向に行く。由緒のありそうな墓碑銘が続き、その先に墓地が広がっている。前田利家の妻の云々という札があり、また矢印で力道山の墓はこちら、と案内が幾つもあった。そういえば、去年の大河ドラマでも篤姫の縁者が、この本門寺を訪れた場面があったと思い出す。西郷だったろうか、でも広い境内のどこにその記念碑があるのかも分からず、あっさりと諦める。午後一時を回ったばかりで、太陽は五重塔の向うから目映いほどに照りつけており、所々に匂立つ線香の煙が風に揺れて見えた。

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